ついに、オーボエ奏者の悩みが解決するかもしれない動画を発見しました。
本間州さんという、プロのオーボエ奏者の方が運営されている「Oboe Logue」というYouTubeチャンネルで、本間さんの師匠、マチュー・プティジャンさんとの対談動画([大恩師対談①] オーボエの呼吸法とエクササイズ -永久保存版動画!-)です。
呼吸は、吐くより吸う方が大事!
オペラ歌手の方達は沢山の息がいるのはなんとなく分かるのですが、僕はオーボエはあまり息の量がいらないので、息をそんなに吸わなくていいと思っていました。
ですが、息を沢山吸って横隔膜を下げ、横隔膜が収縮する力を利用して息を出す。
つまり、たくさん空気を吸い自動的に出る空気で音を出す、頑張って出すのではないということ。
まるで風船の口を小さく開けたら早い息が出る、そんな自然な感じで息を吐くということを知って、とても驚きました。
息を深く吸うためのエクササイズ
このエクササイズは、息を三段階に分けて吸っていくという方法です。
まずは背中の下の方、つぎがお腹、最後に胸のあたり、という具合に下から30%ずつ順番に息を積み上げていくというものです。
僕はこの動画を見ながら何回もマネしてやっていますが、しっかり息を吸えている感覚が出てきたので、これからも続けていきます。
発音は「qs」
初めて動画を見た時は「qs」(クス)で発音というのが、僕には理解出来なかったのですが、動画を何回も何回も見て、こうやるんや!というのが分かってきました。
動画の終盤で、本間さんが「たくさんの息を吸って自動的に空気が出ていく様な感じでやろうとすると、上がろうとする息がが多すぎて、アンブシュアが崩れたり喉がキュッと閉まる感覚があるが、どこが間違っているのか?」という質問をされていました。
その問の答えこそが、「qs(クス)」という発音に繋がってるんではないかと、この動画を何回も見て、色々試して感じたことです。
マチューさんは、「たくさん吸って肺に満ちている空気は、それ単体ではオーボエを吹くのには大量かつ強すぎる」と仰っています。
まずはきっかけを作り(口の中の空気だけで音を出す)、その後声帯を開いて肺の空気を使っていく。
このきっかけに当たる部分(口の中の空気だけで音を出す)が、qs(クス)の部分なのかなと僕は思っています。
また、考えが変わるかもしれませんが…
人それぞれ感覚は違うと思いますので、動画を見て自分なりの感覚を見つけてもらえればと思います。
僕みたいな、オーボエ初心者に近い人に見てほしい!
本間州さんの、この動画([大恩師対談①] オーボエの呼吸法とエクササイズ -永久保存版動画!-)と出会えたおかげで、第二オクターブキーを使う音が以前より楽に出せるようになり、音色も良くなったと褒めてもらい、もっともっとオーボエが好きになれそうです。
特に、僕みたいに何度も心を折られている方に、是非見ていただきたい動画です。
最後になりましたが、本間州さん、このような物凄く為になる動画を投稿していただき、本当にありがとうございました。
これからも勉強させてもらいますので、よろしくお願いします。
最後まで見ていただきありがとうございました。
感謝、感謝です♪
ぼえパン

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